今日は、造形科の授業を紹介します。
木原由美先生の授業で、板ガラスを電気炉の中で温度を上げ、ガラスとガラスを溶着させる、フュージングという技法や、板状のガラスを型の上に置き、温度を上げ、ガラスを軟化させることによって、型にガラスを沿わせて成形する、スランピングという技法を学びました。
少し説明ではわかりにくいので、写真で紹介します。

今回はブルザイという板ガラスを使いました。
色の板ガラスをガラスカッターで切り、電気炉の中に並べます。
温度は725℃まで上げて、ガラス同士を溶着させます。
手前の白の格子柄のガラスはこのようになりました。
ちょっと変化がわかりにくいですが、ガラス同士はしっかりと溶着されています。

このガラスを四角い型の上に置き、また電気炉の温度を上げていきます。
今度は800℃まで上げます。
すると、、

格子柄がパックリ割れて、型の下に垂れています。
ちょっと失敗でしょうか?
もうひとつ、スランピングを紹介します。

このように、電気炉の中に型を設置し、その上に板ガラスを置き、同じように820℃まで電気炉の温度を上げていきます。
すると、、

このように、ガラスがしっかり型に沿っています。
手前の白と黒のガラスは、虫みたいになってしまいましたね。。
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