このたび、3月に閉校する学院の最後の企画展として、九段下のギャラリー册にて「東京国際ガラス学院展」が開催されました。
「継続/表現」をテーマに、11年間の東京国際ガラス学院の歩みを振り返る展示になりました。
会期 2009年3月11日(水)〜3月20日(金)
場所 ギャラリー册
卒業生を対象に、参加希望者を集り開催した企画展です。
今回参加者の展示作品です。
まずは、入口手前の棚よりご紹介します。
一ノ宮さんは、ホットワーク以外にも、バーナーワークでも制作しています。
地道に、丁寧に、明るく、マイペースな仕事。
一ノ宮 千佳「Dance in The Flower Garden」 ホットワーク、ケインワーク
勝田さんは、のんびりぼっこ広場と言う工房スペースをご家族で経営しています。
ガラス以外にも、陶芸なども体験できるスペースです。
詳しくは、こちらへ nonbiribokko@kitanomori.com
勝田 友李「青さ」 バーナーワーク、キルンワーク/ガラス、粘土、木
学生時代より、ずっとこれです。
石井 洋平「パンティグラス」 左より リボン、ハートフル、横浜スターズ
/ホットワーク コールドワーク
いろいろなワークショップに参加しているため、とっても顔の広い人。
これは、中に銅線が入っています。
その銅線に引っ張られるようにガラスの膜の層がいくつも球の内部にできている。
神山 銀河「膜-maku-」 ホットワーク/ガラス 銅線
銀河くんは、こちらの作品以外にも「生流」というソリッドワークの作品も出品しています。
はこの形を通して、ガラスを表現。
見てもらいたいところに、つぶ がいる。
新井 幸代「はこ うろこ」 キルンキャスト、フュージング
新井 幸代「はこ たれ」 キルンキャスト、フュージング
ただいま、北海道の工房で頑張ってます。
学生時代も、手袋してガラスをにぎってました。
しばれガラス。
野池 征永「一握」 ホットワーク/しばれ硝子
野池 征永「桜箸置き」 ホットワーク/しばれ硝子
ひとつぶひとつぶにマグネットがついている。
支持体によって世界のかわる作品。
高澤 そよか「たまゆら」 ホットワーク/ガラス、金属、マグネット
小さいのに、とても精巧にできている。
パートドヴェールの色の研究を学生時代からずっとし続けています。
越川 久美子「人工魚 ニシキゴイ」 パートドヴェール
越川 久美子「人工魚 リュウキン」 パートドヴェール
越川 久美子「人工魚 イロデメキン」 パートドヴェール
ガラスで制作する前から、いろいろなものをつくっている。
写真でも制作しています。
根間 智子「欠片 - fragment -」 キルンワーク/ Float Glass
根間 智子「欠片 - fragment -」 キルンワーク/ Float Glass
根間 智子「欠片 - fragment -」 キルンワーク/ Float Glass
根間 智子「欠片 - fragment -」 キルンワーク/ Float Glass
隣の棚へ
金属とガラスという素材が、溶着ではなく接着でつなげられている作品。
接着されたあと、きれいに磨かれカタチが出来上がる。
守屋 孝浩「構築するカタチ」 キルンワーク コールドワーク/ガラス 銅
精力的に活動しています。
ギャラリー「プリズム」の女主人でもあります。
井上 枝利奈「イロノハコ」/キルンキャスト
「イロノタネ」/ホットワーク、カット
こちらの作品以外にも、まじめに、いろいろなとんぼ玉をつくっています。
諸岡 志帆「Green jewel」 バーナーワーク/ガラス、金属
岡山の工房で頑張ってる女性。
佐々木 弥生「ー掌ー たなごころ」 ホットワーク コールドワーク
佐々木 弥生「 new flames 」 ホットワーク コールドワーク
ロッドをこねこねしては、色のもとから制作している。
工藤 秀晃「Sub-black vessel 」 ホットワーク コールドワーク サンドブラスト
ガラスの起こす現象から、制作が始まる人。
吹いた玉が、電気炉の中で変化して出てくる。
中嶋 良恵「内鏡」 ホットワーク
名古屋に工房を構え、地道に制作しています。
ランプは、置きにも吊るしにもできるしくみになっている。
矢野 容子「ランプ」 バーナーワーク/ホウ硅酸ガラス
矢野さんは、「リング」も出品しています。
北海道に工房をかまえ、制作中。
Studio π
上杉 高雅「白イマ花器」 ブローイング
上杉 高雅「白イマ皿」 ブローイング
上杉 高雅「イマグラス&リキッドキャンドル(3点セット)」 ブローイング
ひとつの曲面の反対側の曲面をもった形態
安斉 里恵 左より「さんかく」 「まる」 キルンワーク
家でこつこつ制作。
彩でも講座の先生です。
光行 洋二「(Days it is broken, and to go. And I create it)」 バーナーワーク
MOMAでも販売中。
矢野 容子「リング」 バーナーワーク/ホウ硅酸ガラス
ガラスという素材からできることで築かれた世界。
宮崎 匠悟「一拍の因力」 バーナーワーク
まっすぐの鉄の棒に、
たまゆら。
高澤 そよか「たまゆら」 ホットワーク/ガラス、金属、マグネット
裏をつくるは表をつくる。
日常の中からつくるが始まっている人。
斎藤 崇生「裏貼表」 額縁、シール、エナメル
かたまりで表現できることを。
神山 銀河「生流」 ソリッドワーク
神山 銀河「生流」 ソリッドワーク
金沢に工房をかまえ制作。
ハピネスサンタ。
山田 幸義「ビアジョッキ(大)」 ホットワーク
「ビアジョッキ(中)」 ホットワーク
そのときそこにあった空気。
やわらかかった記憶。
松村 明那「記憶」 ホットワーク
小さい中に小さいことをたくさんしてできあがっている。
小幡 絢子「ブローチ」 パートドヴェール フュ−ジング
親子の指輪。
ヒョウ柄からヒョウのかたちへ。
石川 麻紀「Mother leopard」 バーナーワーク/佐竹ガラス
「Her cub leopard」 バーナーワーク/佐竹ガラス
アオイロヒトガタヤンマは実在しません。
自宅で制作中.
近藤 早紀「アオイロヒトガタヤンマ」 バーナーワーク
工房を構え、精力的に活動中。
glass works topnoch
田中 福男 左より「cell」「ray」 ランプワーク/パイレックス
レースケインを使った作品です。
色のラセンが、中から沸き上がって出てきている。
ソリッドです。
鹿児島で吹きの工房をやっています。
ガラス工房 ウェルハンズ。
松岡 江里子「ラセンキノコ」 ホットワーク
小さいとき、すごく大切だったことのひとつひとつ。
と、いうコンセプト。
ガラスを通してできることが何かを、いつも意識してる人。
佐久間 絢子「toys」 ホットワーク コールドワーク
とんぼ玉の講座の先生もしています。
阿波谷 幸恵 左より「増殖」「紫陽花」 エアーバーナー
販売用は、ネックレスに組んであります。
阿波谷 幸恵 左より「薔薇」「紫陽花」 エアーバーナー
チラシはこちらに
ポートフォリオは並べられ
以上、東京国際ガラス学院展/册での会場風景でした。
2009 3/14(土)
オープニングパーティー。
ご来場いただきました皆様ありがとうございました。
二次会の様子です。
卒業生、関係者とたくさんの方々に参加していただきました。
足されて、足されて、T字型のテーブルセッティングになりました。
ご協力いただきましたみなさま、ありがとうございました。
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